生きている前提
会社(アルバイト)を退職してから3週間が経った。
もう3週間経ったのかという気持ちと、既に1ヶ月以上休んだ気がするという感覚が入り混じっていて、なんだかよくわからない。
辞めて少し後に、世間でいう夏休み期間に入った。10連休を取ったという人もいれば、3連休しかないと言った人もいる。
そしていつの間にか21時前のNHKのニュースが、「今日が帰省ラッシュのピークで、新幹線や空の便、高速道路は混雑が続く見通しです…」から「お盆をふるさとや行楽地ですごした人のUターンラッシュは本日ピークを迎え、上り線での渋滞が続いています…」に変わって夏休みが終わり、またいつもの毎日が始まっていた。
テレビやネットを見ないと今が何月何日何曜日何時なのかが分からなくなってくる。
頻繁に外出するほどお金がないので家にいると、こうした時間から切り離された絶海の孤島のような気分になる。
毎日朝起きて、決まった時間に出社し、仕事をして、決まった時間に退社し(決まってない)、夜家に帰ってご飯を食べて寝るというのが如何に重要なのかが身に染みる。
悔しいけど理にかなっている。上手いことできてるなあ現代社会。
お金がないので家にいると言ったけど、ずっと家にいると気が狂うので何かと理由を付けて外に出かけたりもしてる。ハローワークに行って求人を探したり。ついでに周辺をブラブラして喫茶店に入ったり(疲れてそのまま帰るのが嫌なだけ)。この前は下鴨神社の古書まつりに行って帰りに五山の送り火を観た。送り火を観るのは6年ぶりだった。
先日、心優しいフォロワと会う機会があった。
怪獣みたいなひどい顔をしているので、気まずくて無言になったらどうしようと思ったけど、打ち解けて話せた。おそらく2ヶ月分くらい話したと思う。
こんな生活を続けて来年まで迎えたくないので、年内に次の仕事を見つけられるように何とかします。いつまで生きているのかわからないけど。
なんでみんな2020年を生きている前提で話してるの?
— 和え物 (@_aemono) 2016年8月23日
一年前のツイート。
みなさんもどうかご自愛ください。